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尾上議員が店舗の防災点検の徹底指導を求める |
尾山康雄市会議員 2009年11月18日 |
11月18日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党の尾上やすお議員は、消防局の「特別査察隊」について質疑を行いました。 昨年10月1日、浪速区の個室ビデオ店で火災がおこり、16人の尊い命が犠牲になり、大阪市は「特別査察隊」を設置し、個室型店舗を中心に消防法令違反是正を行ってきました。 消防局の報告では、一年間で警告を385事業所に発動し88%の340事業所が改善されました。命令は26事業所に発令し85%の22事業所が改善されました。 尾上議員は個室型店舗の消防法違反が100%改善されるまで全力を挙げて取り組むよう要望しました。 また個室ビデオ店火災について市会や国会、国の予防行政のあり方に関する検討会などで議論、9月末に個室ビデオ店等の消防用設備について@非常火災報知設備の感知器を全て煙感知器にするA自動火災放置設備の受信機にベルが一度止まっても、再び誘導する機能に義務づけBヘッドホンを用いている個室でも、自動火災報知設備のベルの音が聞き取れるようにするC廊下、通路の誘導灯を床面など有効な場所に設けるなどの消防法の規制が強化されました。12月1日施行で、既存店舗は2010年11月30日まで猶予期間が定められています。 尾上議員は、既存店舗は一年の猶予があるが、個室ビデオ店だけでなく、デパートや物販店舗、飲食店などについても徹底指導を求めました。 |