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尾上議員が計画消防委員会で

大阪市が率先して飲食店舗の防災点検を行い

市民の安全確保に全力を尽くすよう求める

尾山康雄市会議員

2009年12月11日

12月11日、大阪市会計画消防委員会が開かれました。日本共産党の尾上やすお議員は、東京都杉並区で4名が死亡した居酒屋火災について質疑を行いました。

消防局によると、大阪市内には飲食店の入った雑居ビルが約7,800棟。飲食店舗は、ビルに複数店入っている場合もあり、それ以上あります。

消防局が行なう消防設備や非難路、非難階段、火気使用器具の使用状態などをチェックする立ち入り検査の他に、市内には消防訓練や非難訓練を年2回以上実施しなければならいな店舗が11,800店あります。

尾上議員は、立ち入り検査にあわせた消防訓練が有効的であるとことを紹介し、今年度は何ヶ所で行ったのか、消防局の取り組み状況について質問しました。

消防局は「各消防署でおこなっているが把握できていない」と答弁にとどまりました。

尾上議員は、居酒屋火災直後の総務省消防庁の通達を示し、国の原因解明を待つのでなく、各消防機関において同種の居酒屋などの立入検査を行い、現状を掌握し、違反があれば改善すること。またカーテンや絨毯等は法律で防炎製品の使用が義務づけられているが、天井の装飾品には法律規定がないことを指摘し国にも働きかけるなど、市民の生命と財産を守るため全力を尽くすように強く求めました。