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「災害から市民の安全・安心を守る市政についての陳情書」

の「防潮堤の整備・改修」の採択を求め安達議員が質疑

安達義孝市会議員

2010年2月23日

 2月23日開催の建設港湾委員会で安達義孝市会議員は、大阪市域では東南海・南海地震や上町断層帯の直下型地震などの影響が心配される。

 学校の校舎耐震化工事をはじめ、防潮堤の整備なども早急に進められるべきである。こうした中で港湾局が管理する防潮堤整備の目標は17.8km、平成21年度到達が5.5kmであり、年500mしか進んでいない事になる。完成目標は平成28年とされているが近年はゲリラ豪雨もあり被害もでており出来るだけ早期に完成を図るべきではないか。また、建設局所管の住吉川の防潮堤整備も重要である。現在の進捗状況はどうかと質問。市は、臨海部低地盤地域で防潮機能を要する河川は住之江区内の住吉川である。平成15年度から耐震対策事業に着手し、大規模地震にも対応できるよう護岸耐震化を平成34年度完成目標で進めており、現在は住之江下水処理場に隣接する区間で合流式下水道改善事業の雨水滞水池(平成26年度完成予定)との一体的な整備事業を行っていると答弁。

 安達議員は、こうした事業は市民の財産と安全を守る重要なものでもあり、予算を確保して前倒ししてでも完成を早めるべきである。また請願にもあるが、コンクリートの品質確保に向けて粗悪な物が使用されないよう仕様書で定めた物を使うなど務めていただきたいと強く要望。陳情書の採択を求めました。各党の協議の結果、「継続」扱いとなりました。