見通しの甘すぎる開発計画を批判
計画消防委員会で長谷正子議員
長谷正子市会議員
2003年6月24日
6月24日、大阪市議会計画消防委員会が開かれ、日本共産党の長谷正子議員が、湊町開発センター(MDC)の経営破綻について質疑。CAT(シティエアターミナル)機能の喪失に見られる見通しの甘さや公共性が失われ雑居ビル化していることを示し、1998年の経営改善計画のずさんさを指摘しました。 長谷議員は、大阪市が湊町開発のために支払った起債の利子だけで、これまで398億円にのぼるとのべ、OCATの賃料は4億6000万円しか入っておらず、その上毎年32億円もの赤字穴埋めをおこなっており、壮大なムダづかいだと批判。今回の特定調停に至った磯村市長と与党の責任を追及しました。 理事者は、「市長、局長が基本的に予測しえない事態がいくつかあったと思う。開発全体としては一定評価してほしい」と、市長の責任を認めつつ、開発に反省の態度は見せませんでした。