日本共産党大阪市議団は12月2日、関西国際空港を訪れ、空港島の沈下状況や二期工事現場を視察、調査しました。視察には、姫野浄、下田敏人、矢達幸、渡司考一、長谷正子、稲森豊、江川繁、山中智子、小南かおるの各市議が参加しました。
市議団は、旅客ターミナルピル地下1階にある不同沈下に対応するジャッキアップシステムを見学、対策の方法などの説明を受けました。建物の不同沈下の対策として最下階の柱をジャッキで持ち上げ、鉄板を何枚も挾んで高さ調整をしています。見学した柱には高さ調整用の鉄板(厚さ16ミリ)が6枚さし込まれていました。
今年6月の観測で13メートル60センチ沈下していた空港島内の沈下量観測点を視察。測定方法の説明を受け、沈下予測などについて質問しました。 沈下対策の止水壁工事現場と二期工事現場を見学しました。
市議団の下田敏人幹事長は、「地盤沈下、不同沈下の状況はすさまじい、抜本対策がいる。ニ期島の建設よりも一期島の安全対策が必要だ」と感想を語りました。
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