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阿倍野再開発事業の赤字の責任は重大 市政改革特別委員会で下田敏人議員が追及 |
下田敏人市会議員 2007年9月19日 |
9月19日、 下田議員は、財政収支概算では、市有地の売却と将来の借金返済に備えて積み立てている公債償還基金からの借り入れ、あわせて約2000億円を、今後10年間の収支不足のために見込んでいるが、これが、阿倍野再開発事業(※)の2120億円の赤字の穴埋めにすっかり消えてしまうことになると指摘。阿倍野再開発事業がこんな惨たんたる状況になったことを、市当局がバブル崩壊のせいにしていることについて、バブル崩壊以前に分譲した「ベルタ」や「マルシェ」も赤字になっていることを独自の計算で解明し、きびしく批判しました。 また、下田議員は、これから建設される「A2棟」は、元々、平成6年、高さ290メートル、61階建の巨大なビルとしてバブルの崩壊後にもかかわらず計画。これが非現実的だったために、その後31階建に手直しし、13年もたった現在、さらに6階建に修正されている経過を紹介。当初、少なくとも1000億円以上の黒字を見込んでいた「A2棟」は、178億円の赤字になると、市当局の無責任ぶりを追及しました。
(※)阿倍野再開発事業=対象はJR |