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WTC等の二次破綻、市民に負担をかけるな

江川議員が建設港湾委員会で質疑

江川繁市会議員

2008年1月25日

 江川繁市会議員は、市がWTCの二次破綻の恐れがある事に対し、外部の検討委員会を発足させたことに関し、市長に市民に負担をかけない解決にむけ大きく足を踏み出すことを強く求め質疑しました。

 08年1月25日の大阪市建設港湾委員会の議題外で、江川繁市会議員は大阪市が外部検討委員会を設置(1月30日)した目的と委員選出の経過を質問。市は外部委員に弁護士や公認会計士、学識経験者など4人を選んだ。この委員会ではWTCの再建策の進め方、最終処理の問題などシュミレーションを行い、その情報を市民などに公開するのが目的であると答弁。江川議員は市長は選挙でWTCの二次破綻の原因や特定調停の経過とその責任を明らかにすると公約した。その約束からみれば姿勢の後退ではないか。また委員の4人の中には前市長の下で管理団体評価委員会のメンバーが含まれており、これで抜本的な対策が出せるのか懸念が残る。特定調停に至る経過を徹底的に調査し、二次破綻の恐れを生み出している問題の責任を明確にする事が必要である。これは誰が行うのかと質問。市長は委員面識はなかったが担当が選んでくれた。経緯や問題点は委員会で情報を集める中でなにか出てると思うと答弁するにとどまりました。江川議員は港湾局の担当者は求められる情報をすべて公開すること、市長には徹底した調査とともに銀行や財界に対し債権放棄を強く求め、市民が負担や損害を被ることのないよう努力すべきだとのべ、強く対応を行うことを求めました。