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港湾局、公有水面埋め立て地の

用途変更について

反対の立場で矢達議員が質疑

矢達幸市会議員

2008年2月26日

 矢達幸市会議員は、公有水面埋め立て地の用途変更について、今回の変更は夢洲コンテナターミナルを新しく造るとしているが必要性はどうかと質問。市は港湾計画変更は平成18年度に行っており、夢洲コンテナ埠頭のC12番に隣接した場所に外貿コンテナ埠頭YCを整備をしたい。埋立て免許変更手続きとして、今回おはかりをしている。実現すれば夢洲コンテナ埠頭へのアクセス道路などへの整備が行える。またC10、11、12と供用開始すればバースを一体的に運営できることで効率的な港湾運営を実現するものと答弁。

 矢達議員は、C11はすでにエバーグリーンが専用使用し、C10は郵船港運が使用している。これらの使用をやめさせて一体使用ができるのかという問題がある。さらには巨大なコンテナ埠頭を多額の公金投入し建設したが利用料金は安くする。埠頭公社の債務返済は出来るのかと質問。市は整備し賃料をいただいて償還財源に充てたいと答弁。矢達議員は返済は非常に困難だ。また夢洲に巨大コンテナ埠頭をつくり年間120万TEUのコンテナを確保する事で、新たな交通混雑を生む恐れがある。夢洲と咲洲との間を往来する車両も増加し、咲洲の交通緩和に支障が出る恐れがあるのではいかと質問。市は将来、夢洲、咲洲でコンテナ貨物量を240万TEU確保したいと考えているが、それぞれ120万ずつ夢洲と咲洲で分担するので、咲洲で現在おきているコンテナターミナルの渋滞は大幅に改善出来ると考えていると答弁。矢達議員は、そうはならない。夢洲で陸揚げされたものが咲洲に運ばれる物流が発生し咲洲も夢洲も混雑する恐れがある。すべて中枢港湾が先にありきとする夢洲コンテナ埠頭の整備について反対であると主張しました。