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矢達幸市会議員がスーパー中枢港湾など

巨大開発を批判、YC建設の凍結を求める

矢達幸市会議員

2008年3月14日

  3月14日開催の建設港湾委員会で日本共産党の矢達幸市会議員は、夢洲で港湾局が国いいなりでスーパー中枢港湾及び隣接する岸壁にYC埠頭の建設を進めている事について質疑。矢達議員は、平成17年4月付けの国土交通省の報告は、シンガポールやプサンなどアジア諸港は貨物量が増大している。日本でもコストの低減化やリードタイムの短縮等を行いアジアの主要港をしのぐ港をつくる必要があるとして、コスト削減やリードタイムの短縮を行い官民一体となった港湾整備に力を入れている。港湾局もこうした考えで大型コンテナ時代到来があるという理由を持ち出し強引に大水深の工事を進めてきた。しかしこの5年間の推移は5万トン以上の大型船は減っており港湾局の見方は大きく外れた。増えているのは中国やアジアの中型船であり大きな埠頭を急ぐ必要がなかったと指摘。港湾局は「目の前の数年の事ではなくて、岸壁は50年、100年と使うものだ」と強弁。矢達議員は巨大開発推進は海における大企業奉仕そのものだ。大きな港をつくれば経済が向上するという考えが間違っており、市民感覚ともずれた異常なものだと批判。夢洲のコンテナ埠頭YCは凍結すべきだと主張しました。