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矢達幸市会議員が、道路公社問題について質疑

矢達幸市会議員

2008年3月14日

   3月14日開催の建設港湾委員会で日本共産党の矢達幸市会議員は、大きな負債を抱える道路公社について質疑。矢達議員は、道路公社は平成31年の解散時に485億円という借金を抱え、さらに当面278億円の資金援助が必要になっている。わが党は公社発足時にすでに、この事業は駐車場対策に名を借りた景気対策の事業としての性格をもっており、開発中心でそれによって大きな負債を抱える問題を指摘していた。利用率が悪化した時点で計画の変更等の手当てをなぜしなかったのかと質問。市は平成元年には市長が非常事態宣言を出すなどし、また道路公社の設立時にはほとんどの駐車場工事が始まっていたと答弁。矢達議員は運営について、ほとんどが市のOB任せになっていた事を指摘、こうしたやり方にも問題があった。それと同時にこの地下駐車場建設は当時、バブルが崩壊し景気対策が求められた時期にあたり、国が音頭をとったことも一因である。建設局に問題はあるが後始末は国にも求めていく事が必要だと主張しました。