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夢洲カジノは中止に 大阪市議会決算委 山中市議が質疑 |
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山中智子市会議員 2018年11月6日 |
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日本共産党の山中智子大阪市議は6日の市議会決算特別委員会で、吉村洋文市長と松井一郎府知事が大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)ですすめるカジノを含む統台型リゾート(IR)の中止を求め質疑しました。 山中議員は「夢洲街づくり構想では、IRで集客人口1500万人を見込み、うち外国人観光客はせいぜい300万人だ」と指摘。外国人観光客も日本の富裕層も見込めない中、「カジノのターゲツトは大阪周辺の1550万人。本来、大阪の飲食店や商店などで消費に回るはずのお金がカジノにつぎ込まれ、大阪経済にはマイナス。ギャンブル依存症に拍車がかかり市民が不幸になるばかりだ」と批判しました。 山中議員は「大阪経済を浮揚させるためには、市民のふところをあたためて家計消費をアップさせることと、食文化や寺社・仏閣など豊かな観光資源をアピールする観光戦略が大事だ」とのべ、「利益はアメリカなどのカジノ大資本、大損は大阪周辺の在住者。その上本市財政をいっそう厳しくするIRカジノの夢洲誘致を前提とした夢洲街づくり構想は撤回すべきだ」と主張しました。 (2018年11月7日付しんぶん赤旗) |