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カジノありき異常だ 小川氏 補正予算に反対 |
小川陽太市会議員 2018年12月5日 |
日本共産党の小川陽太大阪市議は、5日の市議会都市経済委員会で、大阪万博会場の人工島・夢洲(ゆめしま)の埋め立て工事費等に140億円余を計上している補正予算について質疑しました。 小川議員は「土地造成費用136億円(急速施工分50億円含む)は万博そのものだが、下水道などの基盤整備や鉄道整備検討調査などはカジノを含む統合型リゾート(IR)のためのものだ」「万博にかこつけて補正予算まで組んで推進するのはIRカジノありきで異常だ」と批判。市は「万博開催準備として必要」と強弁しました。 小川議員は「カジノは大阪周辺の一般市民をターゲットにするもので、大阪経済にとってもマイナスであり、夢洲へのカジノ誘致は断じて認められない」と主張しました。 小川議員は1250億円と言われる万博会場建設費や、30億円も当初計画から増額した540億円の地下鉄建股などの関連事業費のこれ以上の増額による市民負担増は許されないと強調。 「経費がいくらでも膨らむのではないかとの市民の不安に応えるのが市の役割だ」とのべ、「IRカジノ誘致はきっぱり断念し、『命輝く未来社会のデザイン』というテーマに込められた持続可能な社会を実現する立場に立ち、簡素な万博にすべきだ」と補正予算に反対しました。 (2018年12月7日付しんぶん赤旗) |