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夢洲下水は浄化槽で 山中氏カジノ開発批判 |
山中智子市会議員 2017年12月7日 |
日本共産党の山中智子大阪市議は、7日の市議会建般水道委員会で、万博の開催準備に向け、夢洲(ゆめしま)内で新たに発生する下水処理のため、同市此花区の下水処理場と舞洲(まいしま)抽水所(ちゅうすいしょ・ポンプ場)の機能を増強する基本設計費用の補正予算案について質疑しました。 山中議員は、現在夢洲にあるコンテナターミナルやコンビニは下水を浄化槽で処理しているとのべ、「『万博開催準備』ということであれば、万博は6ヵ月間で終了し、施設等はすべて撤去される。わざわざ下水を引かなくても浄化槽で十分可能だ」と指摘。市は「将来の街づくりを見据え、万博の開催を契機に検討していく」と答弁しました。 山中議員は「つまるところ、(2025年の)万博に先だって24年開業を目指しているカジノを中核とする統合型リゾート(IR)のためということになる」と批判。「カジノは市民の多数が反対し、必要な政令・省令もこれからで、大阪・夢洲が選ばれる保証もないなか、拙速に進めるべきではない」とのべ、「大阪経済を悪くし、ギャンブル依存症など市民の暮らしにも本当に悪影響を与えるIRカジノは絶対に容認できない」と補正予算に反対しました。 (2018年12月12日付しんぶん赤旗) |