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依存症深刻 カジノ反対 大阪市議会委 山中氏が指摘 |
山中智子市会議員 2019年11月11日 |
日本共産党の山中智子大阪市議は11日、市議会決算特別委員会で、大阪府と市が前のめりですすめる大阪市此花区の夢洲(ゆめしま)でのカジノを含む続台型リゾート(IR)の中止と大型台風や南海トラフの巨大地震などに備えた防災・減災対策の強化を求め質疑しました。 山中議員は、大阪のカジノに参入を予定していた7者の内、横浜市がIR立地を表明したとたん4者がくら替えしたのは、「大阪と比べ、横浜の方が後背地の人口から立地場所へのアクセスなどより魅力的だと判断したからだ」と指摘。「国際観光拠点などときれいごとをいっているがlから10まで国内客が目当てで利益を得るターゲットだ」と述べ、「およそ地方公共団体たるものこんなお先棒を担ぐべきでない」と強調しました。「日本は世界一のギャンブル大国でギャンブル依存症は深刻だ」と指摘し、「依存症のタネをまき散らしながら、依存症対策をすすめるということはきっぱりとやめるべきだ」と求めました。 山中議員は、高潮等の対策について「かさ上げが必要な防潮堤が此花、大正、住之江の3区で延長6.7kmになる」と指摘し、「今年度中に3kmまで完了するが、残り3.7kmは未計画であり、早急に計画を立て、工事を完了させるべきだ」と要望しました。 (2019年11月12日付しんぶん赤旗) |