八月九日大阪市役所で二〇〇二年度第2回都市計画審議会が開かれ西淀川区西島一丁目に建設される、がれき類(コンクリート及びアスファルトの破片)の破砕再生施設の敷地について議題とされました。
渡司議員は同施設について、産廃処分場の容量が逼迫しているもとでリサイクルのための施設であり、必要な施設であることは理解できるとしても、住民にたいして環境面であらたな負担にならないか、搬出入の経路や処理量について質問しました。
環境事業局は「近くにある既存の施設で現在年間六万二千トンのがれき処理をおこなっており、今後新設の施設と半分ずつ処理をおこなう、搬出入の経路については従来とかわらない」と答弁しました。
審議会では他の委員からもがれきリサイクルの促進や同施設についての計画的な設置の必要性などの質疑がされ、環境事業局は、大阪市では二〇〇〇年度でがれき発生約百二十九万トンに対し八五%がリサイクルされ、処理業者は市内で現在十七業者、処理能力は日量一万三千トンである事などの説明がありました。