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問題山積み高速道路 大阪市議会 寺戸氏が説明会要求 |
てらど月美市会議員 2021年9月27日 |
日本共産党の寺戸月美大阪市議は9月27日、市議会建設港湾委員会で、淀川左岸線2期事業について質疑しました。
同事業は、一級河川・淀川の大阪市福島区海老江地域から北区豊崎地域にわたる左岸堤防沿い4.4キロ区間に堤防と一体の高速道路を建設する世界に例のない道路建設。2025年大阪・関西万博会場の夢洲(ゆめしま)へのアクセス改善のため、万博前の開通に間に合わせようとしています。
寺戸議員は、土壌汚染の処分費など、事業費が約750億円増大すること、また、2017年度には、自然由来の土壌汚染が全体にあると確認されていたことなどを指摘。「現場では、基準値を超えるヒ素、フッ素などが見つかり、すでに搬出作業が始まっているにもかかわらず、住民への説明がされていない」と批判。土壌汚染対策の説明や情報公開など、きめ細かく説明会の機会を設け、地域住民への説明を丁寧に行うよう要望しました。
寺戸議員は「掘削・搬出する汚染土壌の量は、1トンダンプ14万台ともいわれ、沿線地域への飛散の危険性の指摘もある。汚染土壌による健康被害の有無や、安全・安心な今後の対策をしっかりすすめてほしい」と求めました。 (2021年10月5日付しんぶん赤旗)
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