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夢洲公金投入は無謀 寺戸氏「カジノ前提明らか」 |
てらど月美市会議員 2021年12月2日 |
日本共産党の寺戸月美大阪市議は2日、市議会建設港湾委員会で、港湾事業会計の補正予算などについて反対の意見表明をしました。
万博会場の人工島・夢洲(ゆめしま)駅前周辺などの開発を担う事業者を公募したものの、民間から応募がなく、再公募では2025年の万博開催に間に合わないと、市費で整備しようとしています。施設規模は1400u、改札前の地下広場やエレベーターなど、地上への整備を内容とします。市が負担する全体事業費の概算は30億円に上ります。 寺戸議員は、「港営会計は、多額の企業債残高を抱えている上に、肝心の売れる土地も少なくなっており、今後、資金繰りは一層厳しさを増す」とし、無謀な公金投入はやめるべきだと主張。「万博の夢洲開催は、カジノ誘致を前提にしたものであることは明らか。市民を不幸にするIR誘致はキッパリとやめ、万博の夢洲開催についても立ち止まる」よう求めました。
(2021年12月4日付しんぶん赤旗)
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