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カジノ計画は破綻 大阪市議会 山中氏が中止要求 |
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山中智子議員 2023年11月9日 |
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外国人観光客６００万人という集客見積もりをめぐり、国交省の審査委員会が「根拠がない」「過大な見積もり」だと評価したことについて、山中氏は「偽らざる評価で、観光への効果は赤点。カジノで外国人観光客を呼び込むことは至難中の至難」だと指摘しました。
９月に府と事業者で締結した実施協定について「事業者が最終的な事業実施判断にいたっていないにもかかわらず協定を結んだのは異常事態」だと強調。協定に盛り込まれた「解除権」について、「３年先まで違約金なしで解除権を認めるのは業者側の要請に基づくものであまりにも法外」だと批判しました。
ギャンブル依存症を誘発する危険性が高いスロットマシンを６４００台も設置する計画について「パヂンコに慣れ親しんだ日本人を誘導するためだといわれている」と指摘。「市民をギャンブル漬けにし多大な犠牲を強いてまでどうしてカジノに固執するのか」との責問に対するまともな答弁はありませんでした。
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日本共産党の山中智子大阪市議は９日の市議会決算特別委員会で、大阪カジノ計画について「カジノに頼らなくても世界中から観光客が来ている。どこから考えてもすでに破綻しているカジノ計画はキッパリと中止すべき」だとただしました。