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夢洲開発より暮らし 大阪市議会委 井上氏ただす |
井上ひろし議員 2024年9月20日 |
日本共産党の井上浩大阪市議は20日の市議会建設港湾委員会で、万博・カジノを建設中の夢洲(ゆめしま)と夢洲周辺におけるインフラ整備を取り上げ。「予算は上振れに次ぐ上振れ。府・市民の命と暮らしにこそお金を使うべきだ」とただしました。
井上氏は、国際物流拠点の夢洲を観光拠点に変更したために、土地造成、交通網の整備、既存道路の拡幅などに巨額の予算を投じ、府・市財政や市民生活予算に多大な影響を与えていると批判。「夢洲に目をつけてしまったがゆえの上振れの事態だ」と指摘し。「ゴミの最終処分場、物流の拠点、再生可能エネルギー拠点として、当初の目的通りの活用をするべきだ」と力説しました。
市側は淀川左岸線(2期)工事についてさらに約5億円上振れする契約に変更すると答弁。井上氏は「全国一高い大阪市の介護保険料をどうにかしてほしい」との市民の切実な声を紹介し、「大型開発を前のめりになって推し進めるのはもうやめるべきだ」と強調しました。 (2024年9月23日付しんぶん赤旗) |