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「維新の会」に都構想ただす 大阪・下田市議 |
下田敏人市会議員 2010年11月5日 |
大阪市議会財政総務員会が5日開かれ、日本共産党の下田敏人議員が、大阪維新の会大阪市議団が提出した議員定数削減等の議案に関連して、「維新の会」の大阪都構想について同会の市議にただしました。 下田議員は、「『維新の会』は大阪都をつくって大阪の経済をよくし、広域行政でがんがん稼いで、基礎自治体の税収をあげる」と言っていると指摘。「いま、『維新の会』代表の橋下知事は大阪府の知事として広域行政をやっている。産業振興、労働、雇用行政などは府の仕事で、いまなぜ、がんがん稼がないのか」、「大阪都で外国企業を連れてくると言っているが府ではなぜいま連れてこられないのか」とただしました。 「維新の会」の議員は、「来年1月ごろにつくるマニフェストでうたっていく」と述べるにとどまりました。 下田議員は、橋下知事は、「寝ても覚めても関空と高速道路のことしか考えていない」とのべているように、阪神高速淀川左岸線など無駄な大型開発をやりたがっているとのべ、府には金がないので目を付けたのが大阪市民の責重な財産だと指摘。市民の財産の一つである地下鉄が民営化されれば、沿線市民が望んでいる地下鉄今里筋線の延伸も、バス路線も、敬老パスもなくなると強調しました。 (2010年11月6日付しんぶん赤旗) |