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保健所の体制強化を 大阪市議会特別委 井上議員が要望 |
井上ひろし市会議員 2022年2月28 日 |
日本共産党の井上浩大阪市議は2月28日、市議会大都市・税財政制度特別委員会で、地方財政計画について質疑しました。
大阪市は、22年度の税収増加により財源不足額が大幅に縮小し、臨時財政対策債の発行額が前年度に比べて大幅に抑制される見込みです。井上議員は、臨時財政対策債という制度について「そもそも3年間の特例措置と言われながら、21年間続いていること自体が異常。同制度がある以上、地方へ負担を転嫁するという関係が続く。やはり廃止しかない」と述べ、引き続き国に対して超党派で、同制度の廃止を要望していきたいと強調しました。
保健所の体制強化について、「新型コロナのまん延で、全国的に見ても保健所業務がひっ迫している大阪においては、保健衛生行政の拡充・強化が喫緊の課題。国待ちではなく、保健師をはじめとする専門職の増員に向けて、市独自の財政措置を講ずる必要がある」と訴えました。
エッセンシャルワーカーの報酬引き上げについて、「パンデミックの経験を経て、公務労働の基盤を固めないといけない。大阪市の公務員の給与は、政令市の中でも最低水準に引き下げられた」と指摘。公務労働者も報酬引き上げの対象になるという答弁を引き出したうえで、財政措置を講じてしっかり応援するよう求めました。
(2022年3月8日付しんぶん赤旗) |