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消費税の減税有効

山中氏、意見書採択を

山中智子市会議員

2022年9月22 日

 日本共産党の山中智子大阪市議は22日、市議会財政総務委員会で、消費税にかかわる二つの意見書採択を求める陳情と、大阪市職員の定年延長関連条例案について質疑し、「国葬」中止の意見書採択を求めて意見表明しました。

 2021年度地方消費税交付金の歳入金額が725億4200万円で、前年度から58億7800万円も増加したとの市側の答弁に対し、山中議員は「結構な伸び。税率の引き上げはもちろん、物価の上昇も一因と説明するが、裏を返せば、市民の負担が増えていることにほかならない」と指摘。「コロナ禍でしんどいところへ、異常なまでの物価高で市民は悲鳴をあげている。ちゃんとした手を打たなければ庶民の暮らしも経済も行き詰まる。物価高も消費税も、低所得者ほど負担が重く、全面的に物価を引き下げ、広く恩恵が行きわたる消費税減税が有効。インボイス(適格請求書)は中小企業やフリーランスにとって死活問題」だとし、費税引き下げを求める意見書と、インボイス制度中止を求める意見書を採択するよう求め、継続審議となりました。

 山中議員は、「国葬」反対の世論が日増しに増えている現状を紹介。市議会は中止を求める声を届けるべきだと採択を主張しましたが、共産党以外の反対で不採択となりました。

2022928日付しんぶん赤旗)