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市議団の実績

市民施策削る予算案批判

大阪市議会 北山議員が代表質問

北山良三市会議員

2013年3月6日

 日本共産党の北山良三市議は6日、大阪市議会本会議の代表質問で、橋下徹市長の「市政改革プラン」実行で136億円もの市民サービスを削減する2013年度予算案を批判しました。

 北山氏は、市民の生活がいっそう苦しめられ、先行き不安が広がると指摘。今でも所得の約2割(所得200万円、40歳代の両親と子ども2人世帯)を占める高すぎる国民健康保険料の3%引き上げはやめ、引き下げるべきだと迫りました。

 北山氏は、敬老パスの有料化で利用が大幅に減り、高齢者の生活と生きがい、健康、街のにぎわいにも悪影響がでると述べ、現行の無料制度を守るよう求めました。橋下市長が市は無料という「でたらめをやってきた」と答えたのに対し、北山氏は「制度維持」とした橋下・「維新の会」の公約を突き付け、「守れ」と迫りました。

 北山氏は、公債償還基金の一時借り入れなど、やりくりして収支の安定を図るべきだと述べるとともに、阪神高速淀川左岸線延伸事業やカジノ構想など大規模開発・呼び込み型の公金投入の無駄遣いをやめるよう主張しました。

 最後に北山氏は、「市政改革プラン」や市民財産の「府への統合」「民営化」などは「都構想」「大阪市解体」の「地ならし」「先取り」だと批判し、「大阪市を守り発展させ、市民が明るく暮らせる大阪市を目指す」と表明しました。

 (2013年3月7日付しんぶん赤旗)