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住民投票はやめよ 大阪・山中市議 「都」構想断念迫る | |
山中智子市会議員 2019年2月28日 | |
日本共産党の山中智子大阪市議は28日、大阪市議会本会議で代表質問に立ち、「大阪都」構想の住民投票、カジノを中核とする統合型リゾート(IR)、防災対策、市建設局の官製談合問題、高すぎる国保料の引き下げ、学校教育などの問題で、吉村洋文市長の姿勢をただしました。 山中議員は、「都」構想について、「昨年の暮れ以来、市民不在の場外乱闘が続き、公明党との密約を公表したあげく、約束を守らないなら、知事、市長を取り換えて出直し選挙をするとかしないとか、本当に見苦しい」と指摘。「こんなことを続け、いったいどこまで市民をバカにし、市政をもてあそぶのか」と批判し、「都」構想の断念を迫りました。 山中議員は、カジノによるギャンブル依存症の問題で、若者への啓もうと称して「ギャンブルは、生活に問題が生じないよう金額と時間の限度を決めて、その範囲内で楽しむ娯楽です」と書いたリーフを高校3年生に配布しているが、ギャンブルを奨励する以外の何ものでもないと批判。吉村市長は「若い世代にギャンブルはコントロールするものだということを伝えていく」と強弁しました。 山中議員は、南海トラフ巨大地震対策について、「マグニチユード(M)9程度の大きな津波も想定され、災害に強い街づくりが叫ばれる時に、防潮堤の耐震化計画をM8対応で当初計画より縮小するなんて耳を疑う」とのべ、きちんと調査の上、計画の抜本的見直しを求めました。吉村市長は「必要な箇所について強化している」と答えるにとどまりました。 山中議員は、高すぎる国保料の引き下げ、学校教育の条件整備、学校体育館の空調設備の設置など市民の切実な願いに応える市政をと迫りました。 (2019年3月1日付しんぶん赤旗) |