補正予算案に反対/大阪市議会本会議 井上議員が討論 国民健康保険料引き下げを要求 小原市議 |
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日本共産党の井上浩市議は反対討論で、環境科学研究所の独立行政法人化自体が、公衆衛生行政への自治体の責任放棄だと強調。機能強化を図るための統合・独立行政法人化と言いながら、「これから機能強化のための研究所施設のあり方を考える」と補正予算を組むというのは本末転倒だと指摘し、システム構築経費の「分担金」名目でのずさんな会計処理や議会決定よりも「副首都推進本部会議」の結論を優先するすすめ方も批判。「市民の生命と安全にかかわる公衆衛生行政を『二重行政』と乱暴に決めつけ、その場しのぎの対策に明け暮れる硬直化した『一元行政』の害悪があらわれている」と指摘し、「独立行政法人化をやめ、本市直営に戻せ」と補正予算案に反対しました。
小原市議 (2016年5月27日付しんぶん赤旗) |