合意なき学校統廃合 条例案 井上氏反対討論 |
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=25日、大阪市会本会議
] 大阪市議会本会議が25日開かれ、井上浩議員は、「大阪市立学校設置条例の一部を改正する条例案」に反対する討論を行いました。維新、公明両党の賛成多数で可決し、日本共産党、自民党などが反対しました。
「条例案」では「義務教育学校生野未来学園』は、西生野小学校および生野中学校の校地を活用して設置するとあり、林寺小学校、生野小学校、舎利寺小学校は廃止、現在の西生野小学校は100人から600人の規模となります。井上議員は、「3密を回避しソーシャルディスタンスと分散を徹底しなければならないコロナ禍の今、児童生徒、教職員などを集約化することは、時代逆行の暴挙だ」と強調しました。
井上議員は、田島中学校区で延期されていた再説明会が、本会議採決後の25日夜に開催されると述べ、採決前に関係者や区民に説明できないような代物だと指摘。「条例案」は、PTAや地域の代表、多くの区民の合意を全く得られておらず、「合意なき学校統廃合計画」だと批判しました。
生野区での1中学校、8小学校もの前代未聞の大規模な統廃合計画はいったん立ち止まり、子どもたちや地域に寄り添った丁寧な対応に改めるべきだと主張しました。
(2021年2月27日付しんぶん赤旗)
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