大阪市コロナ対策不十分 一般会計予算案を可決 共産党 長岡氏が反対討論 |
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「夢洲開発はカジノのため」指摘
長岡議員は、新型コロナウイルスの感染が拡大し続け、苦境に直面する市民のくらしや営業の応援に総力を挙げることが求められる中、「不要不急の大型開発には惜しみなく予算をつぎ込む一方、大阪市独自の実効性あるコロナ対策はあまりにも不十分である」と強調。「夢洲(ゆめしま)を舞台とした大型開発は、半年間で終了する万博のためというよりも、長期にわたって営業させようとするIR・カジノのためだ」と指摘。IR誘致はキッパリと断念することを求めました。
長岡議員は、維新市政の9年間で11%もの国民健康保険料の値上げが行われたことに、冷たい市政の姿が表れたものだと指摘。大阪市の介護保険料は、政令市どころか全国の市の中で一番高い、値下げに踏み切るべきだと主張しました。
長岡議員は「くり返し、保健所や医療機関等のひっ迫状況を告発し、体制の強化を求めるとともに、経営危機に直面し苦境に立たされる中小零細企業等の窮状に対しても支援の強化を強く求めてきた。270万市民に寄り添った生活支援にこそ最優先で取り組むべきだ」と訴えました。
(2021年3月27日付しんぶん赤旗)
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