矢達議員が陳情書採択を主張

義務教育諸学校の学校事務職員等に対する義務教育費国庫負担制度の維持を

 大阪市会文教経済委員会が28日開かれ、陳情第24号「義務教育諸学校の学校事務職員等に対する義務教育費国庫負担制度の維持に関する陳情書(大阪学校事務労働組合提出)」が議題となりました。
 日本共産党の矢達幸議員は陳情書の即時採択を求めて質疑を行いました。矢達議員は、「小泉内閣が出来まして2ヶ月がたつ。小泉首相は、痛みを伴う改革を断行と言っている。教育費の削減もその一つ。学校事務職員等の義務教育費国庫負担制度は本来、府と国との関係の問題である。しかし、予算を国が切って来たときに府が支えられるのか、府はご存じのように財政破綻寸前である。厳しい財政状況である。強いては本市の教育行政に影響してくる。今日的にも大切な課題である。この意見書の趣旨は我が党は賛成であるが、本会議がこの委員会後に控えていないので、意見書の提出は秋になろうかと思いますが、本委員会においても採択すべきである」と発言しました。
 与党各党は質疑を行わず、多数決で「持ち帰り検討」扱いに決めました。

議会 日時 付託委員会 請願・陳情名 質問者  各会派の態度
共産 自民 公明 民民 無所属
6月市会
6.28 文経 義務教育諸学校の学校事務職員等に対する義務教育費国庫負担制度の維持に関する陳情書 矢達
○…採 択  △…継 続  ×…不採択  ▲…一時不再議  ■…審査不要 −…予算関連案件
 共産…日本共産党  自民…自由民主党  公明…公明党   民民…民主・民友大阪市会議員団  無所属
 財総…財政総務委員会  文経…文教経済委員会  民保…民生保健委員
 計消…計画消防委員会  建港…建設港湾委員会  交水…交通水道委員会