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保健師抜本増員こそ 山中氏、コロナから命守れ |
山中智子市会議員 2022年11月11日 |
大阪市議会 日本共産党の山中智子大阪市議は10日の市議会決算特別委員会で、新型コロナ対策と保健所・保健師の抜本的拡充、理不尽な校則の見直しについて質疑しました。(1.質疑全文・要旨) (2.提出資料:保健師数の増減)
コロナ死者数が全国で突出して多かった大阪。第6波から高齢者施設のクラスター対策をとったとする当局の答弁を受けて、山中議員は「なぜもっと早くできなかったのか。そうした対策がとられていたら亡くならずに済んだ方がたくさんいたと思う」と指摘。市として主体的に原因の分析・検証をするよう求めましたが、当局は「さまざまな要因が複合的にあり、検証は容易でない」と答えました。
保健所1力所体制の継続について、1力所の方が効率的で人員増による新たなコストが不要だとする当局に対し、「コスト優先でこんなに深刻になった。市民の命と安全を守るために保健師の抜本的増員を。人口274万人を擁する大阪市に保健所が1力所でいいのかとの声があるのは当然だ。引き続き検討を」と求めました。 校則問題について。「子どもの人権や健康を害する校則が、子どもを傷つけている。子どもはもちろん、多くの声を聞きながら、丁寧に絶えず見直すことが必要だ」と述べました。(3.質疑全文・要旨)
(2022年11月11日付しんぶん赤旗)
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