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「大阪都」構想中止せよ

小原市議 組み替え動議提案

井上市議 予算案に反対討論

 大阪市議会は13日、2019年度一般会計予算案、予算関連議案などを可決し、閉会しました。

 日本共産党は予算案に対する組み替え動議を提案し、小原孝志市議が趣旨説明しました。

 小原市議は、▽地方自治の原点に立ち、市民のくらし・福祉・教育を優先にした予算に▽「都」構想はきっぱりと中止し、市民生活に不可欠な事業の続廃合・民営化にかかわる予算を削減する▽万博をテコにカジノ誘致などムダな大型開発はやめ、地域密着型の経済対策を強める予算に組み替えるべきだと主張しました。

 動議は、共産党以外の反対で否決されました。

 井上浩市議は予算案について反対討論をし、市民生活を守るべき自治体の責務をまっとうしていない一方で、「都」構想をめぐる市民不在の策動に明け暮れ、カジノ誘致をはじめとする大型開発には前のめりになるとともに、何でも民営化や統廃合を強行する予算案だと批判。国民健康保険について、任意繰り入れを増やし、被保険者の負担軽減とともに、子どもの数が多いほど保険料が高くなる均等割保険料は、軽減する制度を導入することを求めました。

(2019年3月15日付しんぶん赤旗)